加納病院からのトピック
加納産婦人科からの役に立つお知らせを掲載いたしました。
トップバートピックス

子宮頸がんはワクチンで防げる (2007/2/18)

子宮頸がんはワクチンで防げる(2007.2 Voiceより抜粋)
近畿大学産婦人科前教授、前医学部長、前学長野田起一郎

子宮頸がんを確実に予防できるワクチンがアメリカで開発され、既に欧米(30カ国以上)で承認され、実際に使用されている。
がんの原因はさまざまだが、子宮頸がんの場合、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされることが解明されている。HPVは性行為によって感染することがわかっているが、クラミジア、淋病や梅毒のように不潔な性行為や不特定多数の相手との性行為によって感染するのではない。このウイルスは一般人の間で、すでに蔓延しており、性体験のある若者では30〜50%の陽性率であるといわれている。もっとも感染しても大部分は1年以内に自然消失して行くが、性行動の盛んな人は相手が変われば再感染をするため、持続的感染者になりやすい。こうした持続感染者の一部が将来(10年以上あと)、子宮頸がんになることがわかった。今回開発されたワクチンは、接種によりウイルスに対する中和抗体をつくることで、HPV感染を防ぐものである。ワクチンの中にウイルスそのものは含んでないため、接種によりHPV感染を起こす心配はない。

先進的な国(アメリカ、豪州など)では、10〜12歳の少女に対して、ちょうど風疹ワクチンのように行政レベルで子宮頸がんの予防接種が行われている。
日本では現在臨床治験中であるが、新薬導入においては常に後進国であるため、厚労省の許可が降りるまで4〜5年かかることがあるため、一日も早い承認が期待される。

 

 

安全な人工妊娠中絶を受けるための条件 (2007/2/18)     <ページの上にもどる>

A.安全な人工妊娠中絶術を受けるための必要条件は、手術室があり、 術後安静の病室が確保されていること。
  1.手術室で中絶手術を行う利点。
   a.麻酔時の血管確保(点滴をして血管を確保する。)
    ・必要に応じて麻酔剤の追加が出来る。
    ・喘息、不整脈など状態が急変したときに瞬時に薬剤を投与出来る。
  b.血圧、脈拍、動脈酸素濃度等の持続観察機を装着し、全身管理をする。
   c.呼吸・麻酔が不安定になった時に備え、マスクなどの蘇生用器機、 酸素、吸入麻酔剤が常備されている。
  d.難しい手術の際は、経腹超音波検査装置で子宮内の観察しながら手術が出来る。


 2.病室での術後安静が出来る。(入院設備のある医療機関)
    a.手術後は2〜3時間はベット上で安静臥床が必要。病院、有床診療所では、病室で休養できる。
    b.麻酔が十分に覚め、術後の手術による異常がないことを確認し 帰宅出来る。


B.手術中に不測の事態が起きた時に、すぐに入院し経過の観察が出来る 医療機関(病院、有床診療所=入院のベッドがある)であること。


C.帰宅後、多量の出血、過度の腹痛、発熱などの異常があった場合に病院に連絡がとれ、必要に応じ入院ができる医療機関(病院、有床 診療所)であること。

・当院では豊富な経験をもつ産婦人科専門医が、安全な手術を行うための十分な設備とスタッフを揃え、万全の体制で人工妊娠中絶術を行っています。手術後は病棟の個室で3時間以上休養をとっていただいてから 帰宅してもらいます。

しかし、1/1000の確率で不測の事態が発生する場合もあります。 その際はできうる限りの対応を行い、大事に至らないように努力をします。
人工妊娠中絶術は100%安全なものではありません。それを覚悟の上、手術に望んで下さい。

若く美しくなるための胎盤エキス療法 (2007/2/18)     <ページの上にもどる>

胎盤エキスによるプラセンタ療法を始めました。

当院で使用している胎盤エキスとは、「メルスモン」 という注射薬で、主成分は必須アミノ酸です。 この薬は、更年期障害、乳汁分泌促進に対して 保険適応がありますが、 以下のような効能・効果もあります。(自費)

・美肌−肌の老化(しみ、しわ)予防と治療
・慢性疲労−寝ても疲れが取れない  産後・術後の体力回復
・不眠、精神不安
・肝機能障害

興味のある方は是非当院にお越しになって医師に相談して下さい。




 医療法人 知泉会 加納産婦人科 名古屋市中区大須三丁目16番25号 院長 加納武夫 電話 052-261-7777  FAX 052-261-7759
休診日   日曜日、祝日、木曜・土曜夕診              無断転載を禁ず Kano hospital all right reserverd. 2001