1.分娩の安全性への配慮
・母児共に出産を完了することが第一の目標です。
・赤ちゃんに後遺症が残ること、母体死亡は決してあってはなりません。
従って安全なお産のために予めリスクの高いお産は扱わないようにしています。
2.リスクの高い妊娠・分娩とは
・高齢出産(40歳以上)、高齢初産(35歳以上)
・肥満:肥満度BMI= 体重(kg)を身長(m)の2乗で割る。
例)160cm60kgなら、 60/(1.6×1.6)=23.4標準:22、肥満30以上
分娩時のハイリスク値:30以上、35以上は高度ハイリスク
・低身長:155cm以下 ・双胎、子宮筋腫、内科系(循環器、内分泌等)の合併のある方
・初産はすべて準ハイリスク −前回出産で無事に経膣分娩出来た方はローリスク
◎当院での初産分娩希望の方の予約基準
・年令 32才以下
・身長 156cm以上
・肥満 妊娠10週以前でBMIが25未満
3.リスク回避の方法
・帝王切開(当院の帝王切開率:30−35%)
どういう場合に帝王切開になるか
a.児頭骨盤不均衡(母体の骨盤の広さが児頭に比べて狭い)
b.骨盤位(逆子)
c.高年初産(35歳以上)、低身長 --- 100%ではありません。
d.胎児切迫仮死−分娩中に胎児心拍低下(回復の見込みがない)
e.難産となり分娩が長引き、母児に悪影響を及ぼす危険が高い時
・当院での対応が難しい場合は高次医療機関(日赤、大学病院)へ紹介します。
緊急搬送もあり得ます。
4.お母さんになる方へのお願い
・定期検診を指示通りに受けて下さい。
・食生活に注意し、肥りすぎないようして下さい。
・当院での分娩責任者は院長です。原則として32週以降の検診は院長が行います。
・リスク度を踏まえて毎月の分娩予約数を調整しておりますのでご了承下さい。 |